LGG®乳酸菌とおとなの健康
LGG®乳酸菌の摂取は、みんなの健康をサポートします。
ピロリ菌除菌療法における胃腸症状の予防や軽減
ピロリ菌の除菌療法では、抗生物質を服用します。除菌療法の服薬では様々な胃腸の副作用がおこることがあります。
ピロリ菌の除菌療法でLGG®乳酸菌を摂取すると、胃腸の副作用の予防や負担を軽くするという報告があります。
抗生物質に関連した下痢の発生予防
こんな条件で調べました
ピロリ菌に感染した成人60人を2つのグループに分け、3種類の抗生物質*を1週間およびLGG®乳酸菌またはプラセボを14日間投与しました。治療開始週とその後の3週間の重症度および副作用の頻度と不快感について評価しました。
*ラベプラゾール、クラリスロマイシン、チニダゾール
- LGG®乳酸菌なし:
- 30名がプラセボを14日間摂取。
- LGG®乳酸菌あり:
- 30名がLGG®乳酸菌を14日間摂取。
こんな結果が出ました
- LGG®乳酸菌なし:
- 下痢26.6%、吐き気36.6%、味覚障害50%。
- LGG®乳酸菌あり:
- 下痢3.3%、吐き気10%、味覚障害23.3%。

下痢、吐き気、味覚障害は、LGG®乳酸菌群で有意に減少しました。
LGG®乳酸菌を摂取すると、ピロリ菌除菌療法の副作用が減り、治療の副作用に対する不快感が軽減しました。
【出典】Armuzzi et al. Aliment Pharmacol Ther. Feb;15(2):163-9 (2001)